医療事務の資格は意味ない?んなこたァない。関連した資格の種類と、現場で使えるおすすめ資格2つについて。

こんばんは。アオギリです。

突然ですが皆さんは資格、持ってますか?

アオギリはFP3級と漢検3級を持ってます。

漢検ってまだ中学生とかやってるんでしょうか。

資格といってもたくさんの種類がありますよね。

医師免許や弁護士資格はまさに仕事のために必要な資格になりますし、銀行員の友達はFPや簿記、金融系の資格が仕事に必要とのことで毎日勉強しているみたいです。

それでは、アオギリが今いる医療事務には資格は必要なのでしょうか?

結論を言ってしまえば、資格は不要です

資格がないと就職できないというわけではありませんので。

しかし入職してからの勉強が少なくて済んだり、手当がもらえたり、医療事務の資格というのは全てが全て意味がないというわけではありません。

今日の記事は、

医療事務になりたいけど資格って必要なの?

医療事務関連の資格は持っておくと何かメリットがあるの?

こんなことが気になるサメさん向けの記事になってます。

医療事務の資格の種類。資格といっても、種類としてはなかなかに数があります。

医療事務の資格は専門学校で取得できるケースがほとんどですが、難易度にはそれぞれ差があります。

さらに国家資格があるわけではなく、民間の資格になり、様々な協会が運営しています。

まずは医療事務関係資格の試験がどのくらいあるのか見ていきましょう。

ざっと紹介しますとこんな感じですね。

  • 医療事務技能審査試験
  • 診療報酬請求事務能力認定試験
  • 医科医療事務管理士技能認定試験
  • 医師事務作業補助者検定試験
  • 診療情報管理士認定試験
  • 医事コンピュータ技能検定試験
  • 医療事務認定実務者
  • etcetc…

これらはまだまだ序の口で、一口に「医療事務の資格」といっても、数が非常に多いのです。

ちなみに、これらの詳細な説明は通信講座のHPなんかでも書かれてますので、今回は割愛します。

参考 医療事務として働くために役立つ資格・試験13選まとめマイナビキャリレーション

マイナビさんのこのあたりの記事を読んでおけばバッチリです。

……これブログの存在価値下げてませんかね。大丈夫ですかね。

とにかく多くの資格があることを知っておいて頂ければ今は大丈夫です。

とっておくと将来楽になるオススメの資格2つ。医療事務の仕事「以外」も出来るようになるのがコツです。

じゃあ実際に、医療事務で将来働くにおいて、役立つ資格は何でしょう?

数々ある中で、どの資格をとっておけばいいのか悩みどころですよね。

アオギリの結論的には、以下の2つの取得がおすすめです。

  • 医師事務作業補助者
  • 診療情報管理士

これだけ。まぁ難しいんですけど。

そもそも大前提として、医療事務の仕事は将来的に必ず変化が訪れます。

医療事務の将来は?AIで仕事がなくなる?今の形は崩れますが、なくなることはありません。現役医療事務員が考える今後の業界について。

こちらの記事でも書いた通りです。

AI、機械化の流れにより、医療事務の本来の仕事であった窓口業務、レセプト業務等は確実に減ってきます。

であれば、いくら入職前にそういった医療事務の仕事に関係する資格をとったところで、数年後にはたいして役立たない資格になっている可能性もあるのです。

意味がない、無駄まではいいませんが、せっかく時間をかけるのなら、キャリアのステップアップにつながる資格に時間を使いたいですよね。

医師事務作業補助者

文字通り、医師の仕事をサポートするお仕事ですね。そのための試験、資格です。

忙しい医師の代わりに、カルテ記載や文書作成の代行を行うというのが主な仕事です。

今は特に、ではありますが、医師の方々は正直目の前の患者で手一杯で、紹介状等の文書作成が後回しになってしまうケースも散見されます。

アオギリのところは3か月分文書を溜めてる先生もいます。

それは仕事させなさい。

各科の窓口業務をしながら、担当の診療科の作業補助に入るというのが一般的でしょうか。

医療事務は窓口業務だけではない、という好例ですね。

診療情報管理士

患者情報の塊であるカルテの管理や、情報分析を行うお仕事になります。

この試験も民間が行う試験になりますので、関連部署の配属によってはそういった仕事になる場合もあります。

しかしながらやはりこの資格を持っている人が当院では出世していますし、直接的に管理に関係ない医事課でも、この資格の所持者には手当が出たりします。

ただこの試験は他の試験と比べてもより医療に関する勉強をしなくてはならず、難易度が高いようです。

手当が出るので勉強している先輩にテキストを見せてもらったのですが、あまりの量と難易度にアオギリは諦めました。よろしくお願いします。

補足:社会人は「教育訓練給付金」という制度があり、この制度を利用すればお得に資格勉強に励むことができます。

専門学校に通っている人はもちろんのこと、サラリーマンで資格をとりたいときに問題になってくるのは、やはりお金ですよね。

そこで今回は買うだけでお金の貯まるありがたい壺をご紹介です。嘘です。ブラウザ閉じないで。

サラリーマンの方限定にはなりますが、「教育訓練給付金制度」という政府が定めた制度があります。

簡単に言えば資格取得のための講座代が後からキャッシュバックされる制度です。

この制度についてはまた改めてご紹介しますが、今日上で出ていた医療事務の講座ももちろん対象の講座がありますので、活用してお得に勉強していきましょう。

参考 教育訓練給付制度厚生労働省

こちらが厚労省のホームページです。

言葉がいちいち難しいのでちとかみ砕くのに時間がかかりますが、何にせよそういった制度があるので活用していきましょう。

社会人の負担を減らすための資格勉強支援制度【職業訓練給付金制度】!医療事務、TOEIC、FP…興味がある社会人は活用しましょう。

この制度について記事を書いてみました。

よろしければ見てやってください。

意味ない資格は無理してとらなくて全然大丈夫。将来のためになるような資格を目指すとよいでしょう。

例えばあなたが既に社会人で医療事務を目指しているなら、医療事務の資格勉強をする必要はありません。

就職した後で資格を取るかどうかもう一度考えれば、それで十分です。

逆に専門学校に通っている方なんかは、折角なので今日挙げた2つの資格をとれるのならばとっておくと、将来役立ちます。

ですがいくら医療事務の資格を持っていないくても就職できるとはいえ、「医療事務の専門に行って何で何も資格を持ってねぇんだ……?」とは間違いなくなりますので、勉強はしっかりしましょうね。

未経験の方でも、無資格の人でも働くことができるのが医療事務。

資格に関しては入ってからで全然大丈夫。

意味のない資格は勿論とらなくて大丈夫。

今後の医療事務の働き方によって、資格をとるかどうするか考えてもけっして遅くはありませんよ。

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