こんばんは。アオギリです。
皆さん、残業はしてますか?アオギリは残念ながらとてもしています。
給料が低いと言われる医療事務でもそこそこもらえている理由は、残業があるからと言っても過言ではありません。
参考までに、アオギリは毎大体40~50時間程度の残業時間になっています。
残業の有無は、病院や医療法人ごとに状況は違います。
せっかく転職するのだとしたら、残業はない方がもちろんない方がいいですよね。
お金はどうでもいいから、アフター5を充実させたい!
とにかく残業時間がどんな感じなのか教えてくれ!
というとんだおマセさんのために、今日は医療事務の残業時間についてのお話です。
今日のもくじ
結論から。残業があるところはアホほどあります。それが顕著なのは、外来患者数が多いところと、入院患者が多いところ。
医療事務は残業が多いか少ないか、色々話を聞くと2極化しています。
同じ医療法人でも残業があるところはとことんありますし、ないところは全くないところだってあります。
以前アオギリは1日窓口に立つ日も多いとお話ししました。
しかしこれって残業が少ない医療事務さんから見たら、「なんかおかしくね?」って感じたと思います。
このアオギリのスケジュールだと、自分の仕事できる時間が勤務時間内にないんですよ。
つまりほば残業前提の勤務体系になります。すげぇよ。どうなってんだよ。
医療事務の仕事は前言った通り窓口や会計業務ですので、毎日何百人、あるいは千人以上の外来患者が来る病院だと、1日中窓口会計業務をして、その後ようやく自分の仕事が出来るという日々が続きます。
逆に自分の時間がきちんともらえる病院では残業はよくないという風土が出来ているところも多いと思いますので、正直羨ましい部分はあります。
残業代目当てで働くというのはあまり好きではないのですが、普通に仕事をしているとそうなってしまうというのがアオギリの現状です。
入院担当はまた事情が異なっていて、入院会計は外来会計と違って通常よりも時間がかかるらしいです。伝聞調ですみません。
病棟で患者さんが亡くなれば優先的に会計せざるを得ませんし、患者さん対応や未収への対応等に駆り出されることもしばしば。
病床が多いところほど会計する患者さんが多いわけですし、患者さんが多い病院ほど仕事が増えるわけですね。
病床が1000を超える医療機関も数は少ないですがありますし、そういった病院の会計は一体どうなっているのか気になるところではあります。
面接での逆質問なりで、必ず残業時間の把握はしておきましょう。
医療事務の残業の原因とは?レセプト・係仕事のツートップ。1か月同じことを繰り返してます。
では、医療事務は残業をして何をしているのでしょうか?
答えはレセプトと、係仕事です。順番に見ていきましょうか。
レセプト
レセプトを知らない人への簡単な説明ですが、患者さんに3割で払ってもらった後、残りの7割のお金を請求するための請求書がレセプトという理解で大丈夫かと思います。
大丈夫です。アオギリはこんなふわふわした理解でなんとかなってます。
その7割分の請求が10日までの締め切りになっていますので、1~10日に前月分の請求チェックをするわけですね。
この作業がもう膨大なわけです。
当院の外来患者数は毎日1000人を超えていますので、それが約30日分となればもう考えたくもないですね。この話やめていいですか?
レセプトチームは細分化されていますが、早く終わったチームはブツクサ言いながら終わらないチームのレセプトを手伝ったりしています。いつもありがとうございます。
病院の規模によって、この作業の多さが決まってきます。
係仕事
あとは生活保護、労災、交通事故、返戻なんかの係が当院では設けられておりまして、レセプトの締め日に間に合うようにこちらも請求書をまとめたりしています。
この係仕事は毎日のように行う仕事になっていて、残業代を稼がせてくれます。キレそうです。
こちらは請求業務だけでなく患者さんからの文書申し込みや保険会社・役所とのやり取りが発生しますので、そういった面でも時間がとられる仕事ですね。
ただ個人的にレセプトよりはこちらの方が楽しかったりします。
レセプトは本当に慣れてしまえば尋常でない量があるだけの作業ゲーと化してしまうので。。
残業時間は減らせる!ルーティン業務ならば自分の工夫でなんとか出来ます。諦めずに戦っていきましょう。
医療事務に限らず、残業時間は何としてでも削減したい時間です。
急に舞い込んでくる仕事など、どうしても削れない残業時間がある一方、ルーティン業務は工夫次第で減らせたりします。
参考 レセプトは忙しい?医療事務の月末月初の業務量の多さについて。医事ラボ敬愛するほんのさんのブログの記事です。
レセプトのコツなんかもほんのさんのブログから勉強したりしました。
ほんのさんも仰っている通り、特にレセプト等のルーティン業務は効率化を考えるのが必要です。
レセプトだけでなく他の作業も、自分の頭で考えてなんとか効率化できないか考えることが将来の時間短縮につながります。
- コピーを新人さんに任せてみる
- 文書依頼のフォーマットを簡略化してみる
- 自分がとにかく量をこなし、上司はそのチェック作業に集中してもらう
考えればいくらでもアイディアは浮かんでくるはずです。
新人教育や、同僚・上司とwin-winな関係構築につながるようなアイディアであれば猶更いいですよね。
残業代が減るのは若干残念ではありますが、その分自由な時間が増えるのは間違いなく自分の人生を豊かにします。
医療事務に限らず、業務の効率化は常に考えていきたいですね!