【安定はしてる】医療機器営業とは。MRとの違いは?やっぱりキツい?就職前に知っておくべきポイントを4つ紹介します。【でも大変】

こんばんは。アオギリ@aogiri_blogです。

突然ですが皆さんは営業職になるならどんなところで働きたいですか?

せっかくならお金ももらえて安定した業界でサボりながらもいいスーツを着たスマートなチャラい営業マンになりたいと思いますよね!

甘えるな!

と社会の厳しさを教え込みたいところですが、アオギリにはそんな仕事の心当たりが一つあります。

ズバリ医療機器の営業です。

この前心折れたとか言ってなかったっけ…?

なにか聞こえた気がしましたがまぁ置いておきましょう。

新卒で入って確かに大変な思いをしたのは事実ですが、多くのことを経験して今の仕事に活かせているのもまた事実です。

今日は久しぶりに、医療機器業界について思いを馳せてみようと思います。

今日の記事は、

医療機器業界が気になるけど、内情はどんな感じ?

医療系の営業って難しそう。新卒や未経験でも出来るのかな?

新卒・既卒に限らず、医療機器の営業について気になるサメさんには是非読んでほしい記事になってます。

医療機器営業って?MRとは違うの?就職前に知っておくべきポイントを4つ紹介します。

まず大前提として、医療機器営業は新卒の方、未経験の方でも門戸は開かれてます。

どの会社も採用をしているわけではありませんが、経験者のみ採用されるという市場ではありません。

まぁ新卒、未経験OK=ちゃんとした研修期間がある。ということですね。

医療機器営業には正しい知識が求められます。

その人のキャラ、会社、商品は違っていても、正しい知識を持っているというのは大前提になります。つまり、

とりあえず勉強はいいから外回りしてきて売ってこい!

といった業界では間違ってもありません。その点は安心して下さい。

では、医療機器営業が他の営業と違う点をご紹介します。

営業職の中でも給料が高い

命を預かるドクターが給料が高いのと同様、ドクターをサポートする医療系の営業は給料が高いです。

参考 医療機器営業とはMR BiZ

MR向けの転職支援サイトさんにこんな特集が。

20代後半でも平均年収が500万近くまでいくという、なかなかの好待遇。

経験を積んで外資系の会社に入れば、30代で年収1000万プレイヤーになることも夢ではありません。

お金を稼ぎたい人にとっては、夢がある業界だと思います。

MRと違って資格は不要

そして今度は医療機器営業と同じく、ドクターへの営業を行う職種であるMRとの違いです。

厳密にいえばMRも不要と言えば不要なのですが、9割以上のMRがMR資格を持って営業をしている現状、ほぼ必須と言えるでしょう。

製薬会社に新卒で入ると最初の1年はほぼ研修に充てられ、12月頃のMR試験に向けて座学やOJTがメインになります。

医療機器も同じく最初の1年は新卒で入社すればそういったスケジュールが組まれることも多いでしょうが、目指すべき試験なんかは特にありません。

じゃあMRと違って勉強しなくていいんだ!

そういうことではないです。

資格が不要とは言え、医療機関に営業に出向く以上は勉強が必須。

製品の特長、競合他社のことは勿論、海外で出始めた製品のことや新しい治療法なんかも知っておく必要があります。

メーカーとディーラーの2つがあり、仕事内容が全然違う

さて、あなたは医療機器をドクターに営業をかけて、実際に使ってくれるというお話を頂きました。

よし!あとはじゃんじゃん使ってもらうだけだ!というわけにはいきません

基本的にメーカーと病院との間にはディーラー(商社・業者・卸とも呼ばれます)が介入します。

そしてメーカーでもディーラーでも、採用の分類的には『医療機器営業』になります。

採用サイトに『医療機器営業』と書かれている会社を見つけても、会社によって仕事内容は違いますので、よくよく調べてください。

これを間違えると、「イメージが違う…」と転職する羽目になります

メーカー

今までお話ししてきた通り、そして普通の人が思う「営業職」です。

アオギリも新卒で入ったのはこちらです。

海外の医療機器を輸入して販売する会社も多く、そういった会社はメーカー側になります(アオギリもそうでした)。

色んな病院に行って、自社製品を使ってもらうというのが主な仕事内容です。

自社の製品をPRしたい!というのならば、メーカーに入る必要があります。

ディーラー

こちらは基本的には病院ごとに担当が決められています。

自社製品ではなく、色んな会社の製品を手術で使うための準備をすることが主な仕事内容になります。

よく未経験OKの募集がかかっている会社は基本的にはこちら側なので注意が必要です。

そしてこちらですと、基本的に1つの病院にいてずっと手術の準備をしている日も多いですので、暇な時間は多くないです。

立ち合いの仕事がある

これは医療機器営業ならではですね。

自社製品を使ってもらう際には、初めてのときは必ず立ち合い業務が発生します。

ドクターに使い方をレクチャーする業務ですね。

実際に機器を使うのはドクターとはいえ、手術の流れ全てをサポートするときもある重要な仕事です。

想像以上に血を見る(本当の意味で)経験をしますので難しい人は難しいですし、噂によると説明を上手くできない時にモノを投げつけられた営業マンもいるそうです。

こんな感じでしょうね。躍動感ありすぎるって。これでメス投げられたらシャレにならないって。

命を救う現場に立ち合えるのはやりがいがありますが、その分大変なお仕事でした。

医療系営業の将来について。今後MRは減っていく可能性がありますが、医療機器はどうでしょう?

この職種については潰れようがないと思っていたアオギリでしたが、先日こんなニュースを目にしました。

参考 高給取りの「製薬営業」が大量にクビにされる訳東洋経済ONLINE

武田薬品のMRが、コロナ禍の影響でどんどん減らされてるよという記事ですね。

これはMRについての記事になりますが、同じドクターに営業をする医療機器営業にとっても他人事ではありません。

記事にも書いてある通り、『活動していないのに売り上げが変わらない』なんてことがあれば、結局営業マンは不要なのでは?と思われるのも仕方ないことです。

外資系は特にシビアになっていくでしょう。

医療機器営業は立ち合い等があるため、売り上げが上がらないからといって一概にリストラの対象になるかといえば難しいところです。

しかしいつまでも待遇がよくてそこそこ無難に立ち合いが出来るからと胡坐をかいていると、気付けば周りに置いて行かれるかもしれません。

どんな仕事でもそうですが、日々の成長が何よりも医療機器営業には求められることですね。

医療機器営業、お勧めの理由をまとめました。医療の最前線のサポートがお仕事です。稼げはしますが、日々プレッシャーと戦いながらの仕事です。

特徴を色々まとめてきましたが、最後にこの職業のメリットをまとめてみましょう。

  • 年収が比較的高め
  • 業界的に安定している
  • 必要な資格が特にない

もちろんそれに見合うだけの仕事量はありますし、他の仕事と比べてプレッシャーがかかる場面も多くあります。

アオギリは新卒で入ったわけですが、本当に多くのことを経験し、勉強させてもらいました。

入って数年で退職してはいますが、今でもこの仕事を経験してよかったなぁと思う場面は多いです。

他の仕事に転職してもここまでプレッシャーのかかる仕事はそうないでしょうし、話のタネにもしやすいですしね。

営業職がしたくて、入る業界に悩んでいる人は医療機器業界も考えてみてほしいです。

他のどんな仕事でも経験できないような経験が出来ると思います。

辞めてしまった身で恐縮ですが、医療機器営業を目指す人は是非頑張ってほしいですね。

まぁアオギリは滅茶苦茶サボってたんですけど。

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