【月初は地獄か】医療事務のメイン業務、レセプト点検は大変?未経験でも出来ますが、将来AI化の波は必ず来ます。【大地獄か】

こんばんは。アオギリ@aogiri_blogです。

突然ですが皆さん、皆さんはレセプト業務のことをご存知でしょうか?アオギリはあまりご存知じゃありません

自慢の奥歯で噛み砕いて言うならば、医療費から患者負担を引いた金額を請求するための作業です。

患者さんは基本、医療費は3割負担。残りの7割を請求するということですね。

医療事務の業務は受付業務もそうですが、このレセプト業務が多くを占めます。

ただ、入る前に勉強してみれば、なんだかとても難しそう。

実施した検査に病名を付ける?それ事務でわかるの?え?何?え?じ?え?となってしまうのも無理からぬこと。

今回は医療事務の主たる業務、レセプトについて本音で語った記事になります。

今日の記事は、

レセプト点検って専門に入ってないとよくわからなそう…

全くの未経験から医療事務に入ると、レセプトでつまずきそう…

こんな悩みを抱えるサメさんたちにオススメの記事です。

レセプトの業務内容について。病名を付けることがメイン。未経験でも勉強すれば必ず出来ます。問題なのは…

言ってしまえばレセプト業務というのは、実施した検査や出した薬が医学的に問題ないものなのか精査し、問題ない状態で請求機関に提出する、というものです。

例えば、腹部のCT検査をしている肺がんの患者さんがいたりします。

肺は胸の部位なので、このままでは請求が通りません。

お腹のCTをいくらしようが、肺がんは関係ないわけですからね。

したがって医療事務の方で点検した際に、「肺がん」という既にある病名に加えて、「転移性肝腫瘍の疑い」という病名を追加します。

この作業がレセプト点検の作業になります。

検査をした段階では、確定した病名は付けなくても大丈夫です。

上記の例はどういうストーリーかというと、

腹部CTを今月実施しているから、検査して何を疑ったかの病名を入れないといけない→この人は肺がんを患っているみたいだ→ということは、肺がんが肝臓に転移していないかフォローの検査なんだ!

そんな思考回路で病名付けは行ってます。そう複雑なものではありません。

もちろん最初はどの検査で何が分かるのかなんて分からないですよね。

大抵医療事務の職場には『診療報酬点数表』という分厚い本や、他の検査についての参考文献があるはずですので、参考にすればモーマンタイ。

宿題をまともに解かず、答えをそのまま書いて出すみたいなもんです。

アオギリはよくやりました。

よいこはマネしてはいけません。

ただし場合によっては詳記コメントを入れる必要が出てきます。

何故この検査を実施したのか、理由を詳しく書かないと請求できない場合があったりします。

ここは経験、知識が必要になってきますけどね。

ぶっちゃけレセプト業務自体は簡単といえば簡単。未経験の方でも出来る仕事です。

しかし問題になってくるのは物量、時間。

「あぁ…いつだってソイツが問題になる」とブラック・ラグーンのダッチも言ってます。漫画ネタ多くてすみません。

いくら効率的に素早くレセプト業務を片付けられたとしても、外来患者が1日2000人近く来れば毎月単純計算で40000人分ものレセプト点検をする羽目になります。血反吐吐きそうでしょ?

こればっかりは外来患者数によってしまうので、レセプト残業をしたくないという人は、外来患者が少ないところを調べて狙っていくのが吉です。

AIが普及したらこの業務はなくなる?でもAIにやってもらえばよくない?医療事務の本音について。 

人員を使って、本を駆使しながら、時間をかけてレセプト業務を毎月行っている病院がほとんどです。

しかし今話題に上がっているのは、AI化が進むことでレセプト業務はなくなる?ということです。

医療事務の将来は?AIで仕事がなくなる?今の形は崩れますが、なくなることはありません。現役医療事務員が考える今後の業界について。

以前アオギリも記事にした通り、医療事務はAIにとって替わられる、いわゆる「なくなる職業」という話が、巷で噂になっています。

何故なくなるかというと、今回の本題であるレセプト業務がAI化するのではないかと言われているからですね。

レセプトはAIがやるようになるのか?答えは、なります。間違いなくなります。

そしてこの件を本音で語れば、アオギリ的には大賛成。諸手を挙げて大賛成。

「AIよォォォそのレセプトやっちゃって~!特に癌系を重点的に」って感じです。元ネタが分かれば貴方も立派な銀魂ファン。

人が介在するより、AIに任せた方が早くて正確なのは間違いありません。

例えば工場だってAI化、自動化、機械化が進んでいるんですから、いわんや医療業をや、って気がします。

単なるチェック程度ならAIに任せちゃった方が早いでしょ。AIで出来ない患者応対や渉外の仕事を、今後の医療事務はしていけばいいんです。

逆に、レセプトが出来るからといってふんぞり返ってる場合じゃありません。

数年後どうなっているか分からないですが、なるべく早くAI化の波が押し寄せてくれるといいですね。

レセプトは難しいですが、慣れれば出来るようになります。その内減っていく仕事なので、難しく考えすぎずに飛び込んできてください。

初めに話した通り、レセプト業務の仕事内容というのは、何も難しいものではありません。

専門学校の知識は必要ありません。

医療の専門的な理解は必要ありません。

文字が読めて、キーボードが叩ければ誰だって出来る仕事です。

業務量は病院によって千差万別ですけどね。

ちなみに、現職でレセプトにヒィヒィしてる若手の同志はほんのさん@iji_labのこちらの記事を参考にしてみて下さい。

参考 残業なし継続中!最速のレセプト点検方法を書いておく。医事ラボ

そろそろ地獄のレセプト期間が始まりますが、頑張っていきましょう。

話を本題に戻しましょう。

レセプト業務が不安で医療事務への転職を迷ってる方、どんなことをするのか分からない方、多いと思います。

しかし何度も言っている通り、レセプト業務自体はそこまで難しいものではありません。

今は本やアプリで簡単に色々調べられる時代ですしね。

【無料でやりたい】現役医療事務員が、レセプトや勉強で使える無料アプリを全て試してレビューしてみました。【独学でやりたい】

アプリについてはアオギリが個人的に試してみたものを紹介してますので、ご参考までに。

未経験でも頑張れば絶対に出来る仕事です。

あまり不安に思わずに、未経験の方でも医療事務の道を考えて頂ければ幸いです。

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