医療事務、入る前にこれだけは知っとけツートップ!労災・交通事故の2つは、医療事務に限らず知っておくと色々スムーズです。

こんばんは。アオギリです。

皆さんは怪我をされたことがありますか?あるでしょうね。わんぱく盛りですもんね。

学校に通っていた頃は授業中に怪我をしたところで、保健室に行って綺麗で妖艶な先生に見て貰えばそれで終わりでしたよね。

しかし社会人になって仕事中、あるいは通勤中に怪我をした場合は、労災という扱いになります。

そして仕事中でなくとも、車やバイクと接触して事故を起こせば、交通事故の扱いになります。

交通事故も労災も、いつも通りに保険で会計出来るわけではありません。

交通事故や仕事中の怪我ということを隠して会計したりしてしまうと、本当に大変なことになります。主に医療事務が。

というわけで今回は、

医療事務になる前に、最低限知っておきたいことは何だろう?

こんな疑問を持つ方だけでなく、

ケガをして病院に行くことになったけど、どんな手続きを踏むことになるだろう?

将来のために、病院での支払いについて色々知っておきたいなぁ。

そんな疑問を持つサメさんのためにもなる記事です。

そもそも労災とはなんでしょう?仕事中だけでなく、通勤退勤中の怪我なんかも対象になります!

労災ですが、怪我だけでなく仕事上のことで罹患した疾病についても労災となります。

そしてそれは患者側の負担は、手続きを踏めば0円になります。

まず労災として扱う場合には、1度は患者側での負担となり、会社から出る労災の用紙を提出して初めて病院側は労災として扱えます。

この時点でようやく、患者負担は基本的にはなくなるわけですが、用紙を出してくれるまではいつまで経っても自費でのお支払いになります。

労災の用紙は以下の通りです。

  • 5号
  • 6号
  • 16-3号
  • 16-4号

おいおいいきなりなんなんだと思う方もいらっしゃいますよね。

なんかいきなり数字が飛んでないかと。えぇ。アオギリも本当にそう思います。

分類の1つとしては、5号と6号が「仕事中の労災」についての用紙で、16-3号と16-4号が「通勤中、退勤中の労災」の用紙にあたります。

そしてもう1つの分類としては、5号と16-3号が「1軒目の病院」、6号と16-4号が「2軒目の病院」に出す用紙です。

しかし「1軒目の病院」が労災指定病院でなく、2軒目は労災指定病院だった場合に関しては、1軒目ではなく2軒目の病院に5号、16-3号提出となります。

なんとなくわかります?アオギリはこのあたりで考えるのをやめたくなりました

基本的なこととして覚えておきたいことは、労災は患者負担はほとんどないですが、会社から出る労災の用紙を出すまでは自己負担が続いてしまうということです。

早めに出すようにお願いしますね。

交通事故とは?最初はめちゃくちゃ高い支払いになるのでご了承下さい!そんなに怒らないで!お願いします!

交通事故は皆さん知っての通りですね。アレですよアレ。

交通事故の支払いは基本的には加害者側の保険会社からの支払いになります。

労災のようになにか用紙を出す必要はありませんが、保険会社から連絡がない限りは、患者側の負担になります。

でも患者負担といっても一時的だし、どうせそんなにかかんないでしょ?

そう思ったそこのサメさん。知識がジュラ紀で止まってます。

一般的な保険診療の診察は3割負担、つまり30%の負担をすればいいわけです。

しかし事故の場合、会計は自由診療で200%負担となります。文字通り桁が違います。平気で10万円とか出ます。

ここで患者さんがやることは、警察や加害者側と連絡を取り合い、保険会社に病院に連絡してもらうようお願いすることです。レジで事務と揉めることではありません。

保険会社からの連絡が来るまでは病院としてもどうしようも出来ませんし、誠心誠意説明します。

なので頼むからストレスをこちらにぶつけるのはやめましょう。これが今日1番マジ。

まとめ。何にせよ最初は患者様負担です。受付の段階で説明できたりすると会計までスムーズです!

労災と交通事故は急に起きたりするものですから、いざ自分がそういったケースになってしまうと混乱してしまう患者さんも多くいます。

そういった場面で上手く説明することができ、患者さんと病院の利益を考えられるようになることが、仕事ができる医療事務への第一歩です。

今日は、その2つは最初は患者負担であり、手続きを踏んでようやく患者負担が0円になることを知っていただけたら幸いです。

また、普通に診察を何回かして「実は労災・交通事故でした」と数か月後に言ってくるアンチキショウもたまにいたりします。

最初の段階で話をしておけばそんなケースは起こらず、後から面倒な請求手続きをとることもなくなりますので、窓口での段階で始めに聞いておくなりするとスムーズです。

医療事務は助け合いが大切です。

会計と受付のスタッフは別の場所なので分かりづらいかもしれませんが、流れを意識してメモを会計ファイルに挟んでおくなりすると、会計担当としてはとってもありがたいです。

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