こんばんは。アオギリ@aogiri_blogです。
突然ですが皆さん、OJTしてますか?
OVWじゃないですよ。WWEの昔の下部組織じゃないです。
OJTというのは、On the Job Trainingの略称。
端的に言えば、仕事をしながら行う研修の一環でしょうか。けして拳で抵抗しにいくわけではありません。
アオギリはGW明けくらいから始まりましたが、会社によってはもう始まっている方もいるかもしれません。
しかし先輩と一緒に回るOJTはとにかく緊張する!
新社会人となったからには頑張りたいものですが、一緒に回るだけで何をどうすればいいか分からなくなったりします。
逆に教育担当側としても、
OJTって何すればいいんだろ…?
となってる人もいるでしょう。
これではお互いに無駄な時間に!折角の貴重な体験、糧にしなけりゃ勿体無いってもんです。そう昔の自分に言ってやりたい。
そこで今回は、OJTをする側される側、両方の立場のポイントを整理してみました。
OJTの時期って何を心掛けたらいいのかしら…
後輩が出来たので、上手くOJTをしてあげたい!
そんな真面目なサメさんたちにオススメの記事です。
今日のもくじ
OJTって何をすればいいの?受ける側、受けさせる側両方の立場で、OJTのポイントをそれぞれまとめました。【受ける側】
とにかく質問をしよう
特に営業職だと、OJTで一緒に先輩と得意先をまわったり、先輩が後ろに控える中でトークしたりするケースが必ず来ます。
むしろそれこそ醍醐味ですけど。
いつも隣に先輩がいればいいですが、独り立ちしてしまえばそこからはソロプレイヤー。
取引先からの質問を毎回持ち帰っているようでは話になりません。
知識のない内に自分が疑問に思ったことは、確実に相手が思うことのはず。
隣に回答を用意してくれる人がいる間に、全ての疑問を解決しておきましょう。
先輩と話し辛いというコミュ障の方は、あらかじめ質問を大量に準備しておくと時間も潰せるし一石二鳥です。アオギリもそんな感じでした。
いつまでに何ができればいいかを知ろう
1年後、数年後、どんな風になっていたいですか。そんな質問を面接でされることがあります。
「わかるわけねーだろタコ」と思って受けていたわけですが、今でもよくわかりません。
しかし、「なっていたい」姿は見えずとも、「なっているべき」姿は割と明確だったりします。
入社1ヶ月目はどこまで。1年目はどこまでできればいいのか。先輩はどんな1年目だったのか。
OJT期間の間に、色々な人の話を聞いておくといいと思います。
尊敬できる先輩のペースを真似ていれば尊敬できる先輩になるでしょう。
逆にあまり尊敬できない先輩がいるなら、その人の習熟ペースより早ければその先輩よりあなたは上に行けるはず。
1か月、半年、1年…と、ゴール設定を細かく置いた方がいいですね。
振り返りは必ずしよう
仕事が始まれば、1日1日が刺激的で勉強することは多いです。
営業だと1日観光みたいな日もありましたが、その分先輩と話すことも多かったです。
そこで是非やってほしいのが振り返り。
社会人としてのマナーから製品知識、話した内容まで、今日の自分はどうだったか最後に反省会をしましょう。
先輩によってはあまり話したがらない人もいるので、自分から「今日はどうでしたか!!!」と評価を求めるとよいです。
そこで聞いたポイントを振り返って、明日からのOJTに繋げられると日々の成長に繋がります。
まぁずっと仕事の話も疲れちゃうので、適度に趣味の話でもしといて下さい。
OJTって何をすればいいの?受ける側、受けさせる側両方の立場で、OJTのポイントをそれぞれまとめました。【受けさせる側】
とにかく質問させよう
後輩が恐縮しきってると、なかなか話がうまくいかないときもあります。
趣味が合う先輩後輩の関係ならまだしも、タイプが全く違うと話し辛いことこのうえないです。アオギリは新人の頃死ぬほど苦労しました。
そこで大事なのは、先輩から話を振ってあげることです。
とにかく仕事の話を振ってあげる。それも具体的な質問だとなおいいですね。
「何か質問ある?」とかは最悪です。質問が最初は浮かばないんだよ。
製品スペック、社会人マナー。覚えることは多いです。
クイズ形式でもなんでもいいので、具体的な質問をたくさんしてあげましょう。
何ができればいいかを教えよう
OJTは仕事に慣れさせるのと同時に、先輩と話す貴重な機会です。
飲み会の場はまた別ですしね。
自分が1年目の頃はどうだったのか、何をしておけばよかった、何をしておいてよかった、そんなことを考えることもあったでしょう。
そういった経験を全て話してあげましょう。
時々「自分で経験しろ!話はそれからだ!」という人もいますが、普通に非効率です。
振り返りは必ずさせよう
今日1日一緒にいて、明日は後輩と上司が終日同行。そんなこともOJTの間は多いでしょう。
そして翌々日、上司から言われるわけです。
お前昨日は一体何を教えてたの?
知っているはずの大前提の知識を教えたつもりが、翌日後輩が綺麗さっぱり忘れている。その結果自分は教育がなっていないと怒られる。
理不尽だと思いますか?残念なことに実体験です。
忘れること自体は仕方ない。
しかしその結果上司は自分と後輩を見る目が厳しくなり、自分も後輩に厳しくなり…ということにもなりかねません。
今日教えたことはなるべく忘れずに帰ってもらう。それが教育担当としての責任です。
OJTはお互い大変!でも気を付けるポイントはたった3つだけ。OJTの間しか出来ない体験を、自分の今後に生かせるように頑張りましょう。
記事をご覧の方はお気づきかと思いますが、ポイントは共通して3つだけなんです。
- たくさん質問する(させる)こと
- 何をすべきかを聞く(教える)こと
- その日の振り返りをする(させる)こと
この3つだけ覚えていればオールオッケー。
高校生のバイトでも気付くような内容ですが、最初はいたってシンプルってこと。
OJTの期間は職場によってはまちまちでしょうが、2年目になればもうそんな機会は訪れません。
それどころか今度は、自分がOJTさせる側に回るのです。
1年目のOJTの時期でしか出来ないこと、聞けないことはたくさんあります。
自分のためにも次世代の育成のためにも、大変ですが積極的に取り組んでいきましょう。